2006年(旧ブログ)

8月の短歌

ふいに目をさませばビールの空き缶とつけっぱなしのアダルトビデオ (丸山汰一)

感嘆符ばかりの夜だ次々とあがる花火に打ちのめされて

少しずつ秘密は重たくなっていく いつしかぼくは猫背になった

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7月の短歌

売り物ではありません 深夜コンビニで立ち読みしている少女がひとり (丸山太一)

白っぽい冬の空 冴える夏の空 祈りはいまも届かないまま

こんなにも重い空気のなかにいていつまで燃えていられるだろう

笑ってる人がいるから笑ってる ただそれだけの日にも夕焼け

どこを見るともなく見ている 思い出はピントがずれていて美しい

はじめての夜を迎えて少年の頃に戻ったぼくのいろいろ

がっくりと肩を落としているように椅子の背中にかかった上着

良し悪し悪し関係なしに作った順に並べてみました。

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お別れの8:歩き出す

歩きだす 切り倒された大木のその切り株の示す方位へ (丸山太一)

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お別れの7:外は雨

外は雨 別れの予感忍ばせてひとりぼっちの携帯電話 (丸山太一)

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お別れの6:手についたアイスクリームを

手についたアイスクリームをきっぱりと洗い流せば夏の青空 (丸山太一)

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お別れの5:何だってきみは

何だってきみは別れたいんだろう ひいふうみいよ いつの頃から (丸山太一)


追記:枡野浩一のかんたん短歌blogでいただいたコメント

 秘密。

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お別れの3の2:置き去りにされたハブラシ

置き去りにされたハブラシ 出掛けてるあいだに枯れてしまえばいいのに (丸山太一)


改作前:いつまでもうつむいている この部屋に置き去りのままのきみのハブラシ 


追記:枡野浩一のかんたん短歌blogでいただいたコメント

お気にいりマーク(☆)つけました。
 プラスチックはなかなか枯れない。

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お別れの3:いつまでもうつむいている

いつまでもうつむいている この部屋に置き去りのままのきみのハブラシ (丸山太一)

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お別れの2の2:会うたびに激しく絡めた

会うたびに激しく絡めた舌の根の乾かぬうちにさよならですか (丸山太一)


改作前:会うたびに激しく絡めた舌の根の乾かぬうちに別れたいとは

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お別れの2:会うたびに激しく絡めた

会うたびに激しく絡めた舌の根の乾かぬうちに別れたいとは (丸山太一)

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